健康保険証2024年廃止へ マイナンバーカード一体化で調整
政府は2024年秋をめどに現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を示しました。
健康保険証では券面に記載された情報を基に医療保険の資格情報を確認するのに対し、マイナ保険証では、マイナンバーカードにあるⅠCチップの電子証明書を利用し、医療保険の資格情報を確認することになります。
政府は、このⅠCチップの電子証明書を読み取るための顔認証付きカードリーダーを、全国の病院・医療機関や薬局等の窓口で整備・導入を進めています。
既に窓口にカードリーダーが設置されている医療機関では、受診等の際に、マイナ保険証をかざして顔認証又は暗証番号の入力を行えば、健康保険証として利用できます。
健康保険証とマイナンバーカードを一体化させる方針についてカードを持っていない人でも保険診療を受けられる制度を用意すると表明されました。
今後どのような制度になってくるのか確認していきたいと思います。
2022年10月27日
三崎経営労務事務所