10月になり、労基署の調査の通知が届きました、というご連絡が続きました。特定の管轄の労基署になりますが、何件が続くので弊所としても緊張感をもってサポートしています。
労基署の調査で確認される点として、特に下記については注意が必要です。
- 出勤・退勤時間を正しく記録しているか・・・これ今はマストです!
- 賃金を正しく支払っているか・・・割増賃金/最低賃金未払いありませんか?
- 36協定を届出しているか・・・残業しているなら必須です。
- 健康診断を年一行っているか・・・これもマストです。
上記の部分については、賃金の支払い不足を指摘される可能性がありますので、確認する弊所としても念入りにチェックする項目となります。
労基署の調査が入る、となると、とても心配される会社、逆に全く気にしない会社、と色々ですが、過去は変えられませんので、日ごろの労務管理を確認し、整理整頓し、是正の指摘があればそれに従う、という流れになります。是正指導が入って色々な制度を変更するとなると、社員さんたちは「どうして?」と思います。正しい管理がされていなかった、となりますと、会社の信用が問われてしまいます。
労基署の調査が入る前から、顧問先の会社には日々労務管理のポイントについてお伝えし、法違反とならないアドバイスをしております。
「急に調査が入っても慌てない」
調査の時こそ日ごろ顧問契約をしていただいているメリットを感じていただければ、と思います。